渡邊心さん(駿河総合高校 2024年度留学 アメリカ)
グラフィティで満ち溢れる街で学ぶ多様性
留学情報
- 留学国
- アメリカ ニューヨーク
- 期間
- 令和6年8月3日〜令和6年9月29日
探究活動のテーマ
グラフィティで満ち溢れる街で学ぶ多様性
留学の概要
多文化で現代アートの発信地であるニューヨークでストリートアートに触れ、そこから人の個性を表現することや多様性を尊重することを日本と比較しながら探究する。ブルックリンで沢山のストリートアートを直接この目で見に行く。移動手段は電車や徒歩。
ストリートアートの魅力を現地に住む日本人に取材する。
留学して良かったこと
不可能、できないと自分の中で制限していたことは実現可能なのだと実感できたということ。また、したいことをするために行動に移すということはどんな結果になったとしてもいい経験になるから大事だとわかったこと。
留学中に苦労したこと
留学して1週間が経ち、クレジットカードが磁気不良で使えなくなったこと。あの時は場所にもなれず英語も喋れなかったため、パニックになったが学校の友達に連絡したり、クレジットカード会社に連絡を取って、お金を引き出した。電車の切符を買おうとしたが、作る機械は紙の紙片に対応していなかったというハプニングもあった。後ろに並んでいた方に声をかけて無事切符をゲットして家に帰ることができた。
留学で一番印象に残っていること
私は、留学中にホームステイ先を変えたことが最も印象に残っている。理由は、ホストマザーと馬が合わなかったからだ。私はキッチンや冷蔵庫を使用できるはずなのに、使っていると毎回ジロジロ見られた。また、使用許可を再度確認しても、「いいけれど、外で食べたら?」と言われることが多かった。そのような状況が1か月続いたため、学校の先生や友人に相談し、最終的にホームステイ先を変更することにした。
新しいホストマザーは日本が好きな方で、日本食を一緒に作ったり、浴衣の着付けを体験したりと、さまざまな文化交流ができた。また、一緒にスーパーへ買い物に出かけることもあり、日本の着物をプレゼントしたらとても喜んでもらえた。この経験を通じて、日本では相手の気持ちを察することが重視されるが、アメリカでははっきり自分の気持ちや考えを伝えなければ理解されないことを学んだ。
留学経験を活かして、今後やってみたいこと
ストリートアートを多くの人に知ってもらう。海外で暮らしながらグラフィックアーティストとして仕事をする。イベントやワークショップを開く。
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