土屋侑大さん(静岡サレジオ高校 2024年度留学 フィジー)
I'll go to FIJI with "Mt. FUJI WATER".
留学情報
- 留学国
- フィジー諸島
- 期間
- 令和6年7月23日〜令和6年8月27日
探究活動のテーマ
I'll go to FIJI with "Mt. FUJI WATER".
留学の概要
僕の兄はトビタテを経て、現在はアメリカの大学に進学しています。僕たち家族は今年の春、兄の大学まで旅をしたのですが、途中のホテルで水を買おうとした時、“FIJI WATER”と出会い、フィジーの水がなぜ世界ブランドになったのか、その秘密を知りたいと思いました。また、最初見たとき、“FUJI WATER”(富士山の水)に見えたことから、富士山の水も世界ブランドにしたいと思いました。そこで、フィジーで英語を勉強しながら、富士山とフィジーのミネラルウォーターを比較するアンケート調査を行い、どうしたら静岡の水が世界ブランドになれるかを考えることにしました。これに加え、フィジーが幸福度NO1の国なので、幸せに生きるコツをインタビューしたり、キリスト教の教会体験もしたりしました。留学前に、静岡でミネラルウォーターを生産している会社に見学に行きました。(FUJI WATERにも見学のお願いをメールで行いましたが、残念ながら受け付けていないとの回答でした)
留学して良かったこと
1つ目にホームステイ先、学校、教会等で、英語でいろんな年代の人とたくさん交流できたことです。折り紙や将棋、日本語や日本の歌を教えるなどして交流しました。教会にも行きましたが、そこに集まってきた人は一緒に歌を楽しく歌ったりして、想像していたよりずっと気軽な感じでした。語学学校の教室だけではなく、生活の中で英語を使って現地の人と仲良くなれたことが良かったです。2つ目に現地での探究活動を通して、フィジー人が地元愛やFIJI WATERに対する誇りをとても強く持っていることがわかったことです。それらは僕が想像した以上でした。現地に行かなければわからないことだったので、留学してよかったと思いました。
留学中に苦労したこと
ホームステイ中に、シャワーが水しか出なくなったり、茶色くなったりしたことがあり、ちょっとつらかったです。水道事情やお風呂に関する考え方は国によって違うので何も言わず我慢しようかとも思いましたが、近くに親戚の家があったので、勇気を出してそこに入りに行かせてもらえないかお願いしてみました。するとOKをもらい、温かいシャワーを浴びられました。小さな交渉ですが、英語でお願いできたことに達成感がありました。
留学で一番印象に残っていること
フィジー人は家族や親戚との時間を大切にしているなと思いました。ホームステイ先でおばあちゃんの誕生パーティをした時、小さな子供からおじいちゃん、おばあちゃんまでいろんな親戚が集まってきました。家族や親戚が広いリビングのゴザの上で昼寝したり、遊んだり、何かを食べたりして、みんなで集まって一緒の時間を過ごしていました。このようなことが“幸福度NO1の国”につながっているのかなと思いました。
留学経験を活かして、今後やってみたいこと
この留学を通して、英語をもっと頑張りたいと思いました。もともと、僕は小学校高学年からフィリピン人の先生のオンライン英会話を週に1回位のペースでやっていました。でも、今回、「とにかく自分が話さなければ生活ができない」という状況を作ったことで、本気度が違ってきたと思います。兄はトビタテを経て海外の大学に進学したので、僕もいつか海外で学んだり、仕事をしたりしたいと思いました。
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