あっせん事例(詳細)団体交渉の促進27
退職条件に関する団体交渉について、交渉が停滞したため、その解決を求めた事例(組合と会社の間のトラブル)。
申請者
労働者側
事案の概要
B社がC店舗の閉鎖を従業員に通告したことを受け、労働組合Aは、従業員である組合員の退職条件に係る要求(再就職までの生活保障や有給休暇の残日数の利用)実現のため、団体交渉を申し入れ、1度団交を実施した。
合意成立のため、第2回団交を求めたが、B社は業務の都合を理由として応じなかったため、解決を図るためあっせんを申請した。
労働者側の主張
退職条件の上乗せを希望する。
使用者側の主張
従業員の生活を考慮し、退職条件については十分に配慮した。
結果 【解決】
あっせん員から、B社に対し、本件の内容で組合から交渉の申入れがあれば拒否できないことなどを説明し、解決のための歩み寄りを促したところ、一定期間の雇用延長で両者が合意し、本件は解決となった。
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