西部地域施設概要:導水幹線7号分水工
施設の概要
7号分水工は、浜松市街地より北方向に約12kmの地点に位置する、国営三方原農業水利事業により昭和40年代前半に造成された、農業用水を分水するための施設です。
この分水工は、国営三方原農業水利事業により整備された導水幹線と呼ばれる農業用水路に組み込まれている施設の一つで、秋葉ダムより取水し、導水幹線を通じて配水されている用水を、支線水路に分水するために設置されています。分水の仕組みは、本線水路分水点下流と支線水路起点の2箇所にゲートを設置して分水しています。本線水路分水点下流ゲートは、本線の流量が変動してもゲート上流の水位を一定に保ち、一定の流水を支線に分水する働きがあります。支線水路起点ゲートは、開閉操作を行うことで分水した水の流量を調整するために使用します。
この方式の分水工は、静岡県では、他に例を見ることができない施設です。
施設の写真
施設までの交通アクセス
- 車をご利用の場合
東名高速道路:浜松西ICより約20分 - 公共交通機関をご利用の場合
JR浜松駅:遠鉄バス「浜松駅」(都田線)より「前原」(約52分)徒歩約2分
このページに関するお問い合わせ
経済産業部農地局農地整備課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2641
ファクス番号:054-221-2809
nouchiseibi@pref.shizuoka.lg.jp