西部地域施設概要:奥山中池・下池
施設の概要
奥山中池・下池は、菊川市の北部に位置するため池で、上流にある池が中池、下流にある池が下池でこの2つの池は水路で連結されています。中池には大井川用水が導水され、導水施設のすぐ下流には、水路勾配を調整するための施設として、円筒の落差工が設置されています。
ため池に設置された説明板には、ため池築造の経緯やかつての周辺地域の状況等が記されています。
また、池に隣接する永寶寺の境内にある説明板にもため池に関する記述が残され、「下池の浮島には琵琶湖の竹生島とゆかりがあると伝えられている弁財天が祭られ、4月の第1土曜日には水源祭が行なわれている。」と記述されています。平成5年から平成9年にかけて両池とも県営ため池等整備事業により整備補修が行われ、現在においても、菊川市北部地域の農業にとって欠くことのできない施設です。中池の沢沿いでは蛍の生息が確認され、地域住民の憩いの場にもなっています。
また、下池には、野猿と呼ばれる乗り物が湖面の上空を横断して利用されています。
施設の写真
施設までの交通アクセス
- 車をご利用の場合
東名高速道路:菊川ICより約15分
国道1号バイパス:八坂ICより約5分 - 公共交通機関をご利用の場合
菊川市コミュニティバス:「菊川駅前」(西方・沢水加コース)より「公文名公会堂」(約15分)徒歩約15分
このページに関するお問い合わせ
経済産業部農地局農地整備課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2641
ファクス番号:054-221-2809
nouchiseibi@pref.shizuoka.lg.jp