西部地域施設概要:中新井池
施設の概要
中新井池は、掛川市の南部に位置する施設で、夏の干ばつ期の用水不足を解消するために、中新井村を中心とする近隣の村人が「無尽講」を組織して、明治末期から大正初期にかけて堀込式で築造したものだと伝えられている施設です。その後、池は下流域農地の水源としての役割を担ってきましたが、昭和中期の大井川用水の通水により、主水源としての機能を終え、用水不足時の補完及び洪水調整を主とした池になっています。
近年の整備は、平成12年度から平成15年度にかけての団体営地域用水環境整備事業や、県単補助希少生物生息環境保全事業等により、池としての機能強化のほかに親水化も図られ、地域住民の憩いの場として多くの方が訪れる場所になっています。また、池の周りには御衣黄(ぎょいこう)という黄緑色の花びらを付ける八重サクラも植栽され、花の季節にはため池を訪れる人の目を楽しませています。
施設の写真
施設までの交通アクセス
- 車をご利用の場合
東名高速道路:掛川ICより約35分
東名高速道路:菊川ICより約35分 - 公共交通機関をご利用の場合
JR掛川駅:しずてつジャストライン「掛川駅前」(掛川中横須賀線)より「野賀」(約43分)徒歩約4分
このページに関するお問い合わせ
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