西部地域施設概要:大池調整池
施設の概要
大池調整池は、掛川市街地より北西方向に約2.3kmに位置する農業用水を貯留するための施設です。この地域の調整池としては最も大きな規模を誇り、その貯水量は252,000tに及びます。
かつて、この地域は、水源に恵まれなかったことから、江戸時代には水不足に備え、幾つものため池が造られました。この施設も前身は、そのため池の一つだと伝えられています。その後、池は、昭和22年度から昭和43年度にかけて国営大井川農業水利事業により大井川用水の調整池として整備・補修が行なわれ、より多くの水の確保や機能強化が図られました。現在では、この地域の農業にとって重要な役割を果たしています。
また、この調整池は、農業用施設としてだけでなく、カヌー、ヨットの漕艇場としての機能も兼ね備えるとともに、池周辺は公園としても整備され、地域の憩いの場として多くの方が訪れる施設となっています。なお、この調整池の道路を挟んで南側の堤側には、池が許容水量以上となった場合に余剰水を排水するための施設として、円筒式余水吐工が設置されています。
施設の写真
施設までの交通アクセス
- 車をご利用の場合
東名高速道路:掛川ICより約10分
国道1号バイパス:大池ICより約3分 - 公共交通機関をご利用の場合
掛川市自主運行バス(外部サイトへリンク)「掛川駅前」(市街地循環線・北回り)より「さんりーな入口」(約26分)徒歩約16分
このページに関するお問い合わせ
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