先輩職員の声 大橋 正季

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1032965  更新日 2023年1月26日

印刷大きな文字で印刷

写真:大橋 正季1

大橋 正季

所属 文化・観光部 文化局 文化政策課
職種 機械
入庁年 平成12年


※掲載している職員の所属や業務内容は、令和元年11月現在の情報です。

これまでの職務経歴と、そこでどのようなエピソードがあったか教えてください。

平成12年
都市住宅部 営繕総室 設備課
「静岡県武道館」や「三島南高校」の新築工事に携わり、建築設備工事の施工監理の知識や経験を得ました。また行政職員としての基礎を学びました。
平成14年
あしたか職業訓練校
職業訓練指導員として、職業訓練業務に携わり、障害のある方にコンピュータや機械加工を教える経験をしました。技術を「教える」ことの難しさと面白さの両面を感じました。
平成17年
沼津技術専門校
職業訓練指導員として、職業訓練業務に携わり、コンピュータ制御による機械加工などを教える経験をしました。
平成21年
建設部都市局 市街地整備課
沼津市に新築したコンベンション施設”プラサヴェルデ”の新築業務に携わり、基本設計から完成までを経験しました。
平成26年
経営管理部 財務局 管財課
県有施設全体の有効活用・老朽化対策を検討する「ファシリティマネジメント」に携わり、県有施設全体の課題解決に取り組みました。県有施設の老朽化の課題と計画的保全の必要性を痛感しました。

ある一日のスケジュール

8時30分
勤務開始
メールチェック

関係先からのメールをチェックし、それぞれ回答します。
9時00分
グランシップ修繕計画の作成
今後行わなければならない修繕工事の計画について、優先順位を考えながら作成します。
10時30分
関係部局との打合せ
県有施設全体の修繕計画を担当する管財課や、工事を担当する営繕部局と打合せを行います。
12時00分
昼休み
13時00分
指定管理者と打合せ(グランシップへ出張)
グランシップで発生している不具合や、今後修繕すべきものについて、指定管理者と打合せを行います。
15時00分
修繕工事の確認(グランシップへ出張)
グランシップで実施している修繕工事の状況を確認し、必要に応じて、施工者と打合せを行います。
16時00分
電話対応
県立美術館やふじのくに地球環境史ミュージアムの担当者と必要な修繕工事について電話で連絡を取ります。
16時45分
班内ミーティング
本日行った業務と明日の予定について、班内で情報共有をしています。
17時15分
勤務終了

現在、どんな部署でどんな仕事をしていますか?

現在所属している文化政策課は、文化振興に関する取組を行っています。具体的には、東京2020オリンピック・パラリンピックの「文化プログラム」を県内各地域に展開する取組や、子どもたちが優れた文化芸術に出会い身近に親しむ機会を提供する「ふじのくに子ども芸術大学」の取組などを行っています。
その中で、私は、それらの文化活動の拠点となる「グランシップ」や「県立美術館」などの改修・修繕工事の計画策定や工事の発注を行っています。特にグランシップについては、総工費約500億円をかけた県有施設の中でも最も大きな施設の一つで、改修・修繕工事を行うべき箇所も多くあります。また、年間60万人の利用者があり、使いやすい施設となるよう配慮することも重要になります。限られた予算で優先順位をつけながら、改修・修繕工事を実施していくことは難しい面もありますが、やりがいも感じています。

これまで仕事をしてきた中で、最もうれしかったこと、印象に残っていることはどんなことですか?

写真:大橋 正季2

平成25年度に沼津市に竣工したコンベンション施設「プラサヴェルデ」について、基本設計から完成までの業務に5年間携わりました。
プラサヴェルデは、会議、学会、講演会などを行う施設で、デザイン性と機能性の両面に配慮する必要がありました。例えば、トイレについては、多くの人が集まる施設であり休憩時間に利用が集中することから、その配置や数、使い勝手などが課題となりました。そこで、設計事務所や施工者と検討を重ね、女性用トイレの増設や、トイレブースの「使用中」をわかりやすく表示させるなどの工夫をしました。
施設が完成して、大きな問題がなく運用を開始でき、たくさんの人が利用する施設となったことは、大変印象に残っています。

県職員の仕事の「やりがい」「魅力」は何ですか?

県職員の「魅力」は、希望をすれば幅広い業務に携わることができることだと考えます。市町村等の小規模自治体と異なり、静岡県の「機械」の職種の職員が一定数いるので、異動により色々な経験ができます。私自身も、これまで「機械」の知識を生かしながら、県有施設の新築、老朽化対策、職業訓練指導などを経験し、それぞれの業務の面白さを感じてきました。
「やりがい」については、これまでの業務の中では、プラサヴェルデなど建設した県有施設が形に残ってそれらが県民に利用されていることや、職業訓練校当時に教えていた学生が無事就職できたことなどに、特にやりがいを感じました。

これから目指す県職員像、今後やりたい仕事等をお聞かせください。

写真:大橋 正季3

職種である「機械」の知識や技術を深めながら、幅広い分野で業務を行いたいと考えています。様々な課題に直面したときに、幅広い見地から県職員として正しい判断ができるようになりたいと考えています。
前の職場で担当していた「ファシリティマネジメント」は、県有施設の大量のデータの分析に基づいて改善点を検討する科学的な取組でした。慣例や主観的な判断でなく、データに基づいた客観的な判断を心掛けたいと考えています。

終業後や休日の過ごし方について教えてください。

終業後は、家族とゆっくり過ごすことが多いです。また、趣味のジョギングや犬の散歩もしています。休日も職場の仲間とジョギングしたり、フルマラソンに挑戦したりしています。

その他、特に伝えたいこと

静岡県の「機械職」は、やりがいのある仕事だと考えています。静岡県のためにぜひ一緒に働きましょう!

写真:大橋 正季4

このページに関するお問い合わせ

人事委員会事務局職員課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2275
ファクス番号:054-254-3982
shokuin@pref.shizuoka.lg.jp