先輩職員の声 鈴木 涼子
鈴木 涼子
所属 危機管理部 危機政策課
職種 行政
入庁年 平成21年
※掲載している職員の所属や業務内容は、令和元年11月現在の情報です。
これまでの職務経歴と、そこでどのようなエピソードがあったか教えてください。
- 平成21年
- 総務部 福利厚生室
職員の福利厚生事業として、作業服の購入や食堂の運営などを担当しました。 - 平成23年
- 下田土木事務所 総務課
公共工事の入札・契約事務を担当しました。公共工事の入札は金額も大きく、ミスが許されないので緊張しますが、複数人で何度もチェックして対応していました。 休日には伊豆半島各地に出かけ、伊豆の魅力を再認識しました。 - 平成25年
- 健康福祉部 介護保険課
介護保険制度に関する国や市町との調整や、介護関係の資格試験の実施を担当しました。介護保険の利用者ごとに様々な相談があるので、一つ一つ真摯に対応するよう心掛けました。 - 平成27年
- 文化・観光部 空港運営課
静岡空港の運営・施設管理を担当しました。空港はセキュリティも厳しく、細かい運営ルールがあるので大変なこともありましたが、空港に関する仕事ができるのは県営空港がある県ならではなので、貴重な経験ができました。
ある一日のスケジュール
- 8時30分
- 勤務開始
メールチェック - 10時00分
- 石油供給連携訓練に参加
災害時に県内の重要施設で石油燃料が枯渇することを想定し、国や石油業者と情報伝達訓練を行いました。 - 13時00分
- 打合せ
資料作成
16時からの会議に向けて、打合せと資料作成を行いました。 - 16時00分
- 危機管理連絡調整会議
県庁全体で危機事案に関する情報共有を図るための会議を開催しました。 - 17時15分
- 勤務終了
現在、どんな部署でどんな仕事をしていますか?
危機政策課の主な業務は地震・津波対策です。しかし、感染症やテロ・武力攻撃など、県民の生命・財産等に被害を生じる可能性のある危機事業が発生した場合にも、迅速に対応する必要があります。私は、それらの危機事案が発生した場合の連絡調整、情報収集を担当しています。
また、被災地支援にも取り組んでいます。東日本大震災から8年が経過しましたが、現在も静岡県職員が被災地に派遣され、復興を支援しています。被災地の現状を伺いながら今後の支援について調整しています。
これまで仕事をしてきた中で、最もうれしかったこと、印象に残っていることはどんなことですか?
東日本大震災、熊本地震や平成30年西日本豪雨など、全国各地で発生した大規模災害に対して、本県は支援を行っています。支援をした被災地の方は、「静岡県が被災したときには、すぐに支援に行くからね」とおっしゃってくださいます。支援を通して各地との絆が築かれていることに、心が温かくなりました。
県職員の仕事の「やりがい」「魅力」は何ですか?
県職員は必ず異動があり、私も11年で5部署を経験しています。それぞれ仕事の内容は全く違いますが、どの仕事をしていても「県民」を一番に考えることは同じです。
法令等の規制や予算の制限はありますが、その中で「県民にとって何がより良い政策なのか」を、職員みんなで考え、取り組んでいくことに「やりがい」を感じています。
これから目指す県職員像、今後やりたい仕事等をお聞かせください。
柔軟な発想・対応ができる職員になりたいと思っています。公務員の仕事は、確実性が求められるので前例踏襲になりがちですが、ICTの活用など社会が進化していく中で、常に「もっとこうしたらよいのではないか」という視点を持って業務に取り組みたいです。
そのためには、まず自分が新しい知識を習得し、成長していかなくてはいけないですね。
終業後や休日の過ごし方について教えてください。
磐田から静岡まで通勤しているので基本的にはまっすぐ家に帰りますが、空港運営課にいたときは、韓国便が就航していることもあり、終業後に韓国語を勉強していました。
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