先輩職員の声 野嶋 勇介
野嶋 勇介
所属 磐田学園 生活指導課
職種 児童福祉
入庁年 平成17年
※掲載している職員の所属や業務内容は、令和元年11月現在の情報です。
これまでの職務経歴と、そこでどのようなエピソードがあったか教えてください。
- 平成17年
- 健康福祉部 磐田学園 生活指導課
重度の知的障害児者への支援。日々自分の力不足を痛感。行動障害や自閉症について、とにかく勉強しました。 - 平成20年
- 健康福祉部 富士見学園
重度の知的障害児者への支援。2年目以降、指定管理者制度により民間の法人へ派遣という形になり、コストを意識することや支援の考え方の違いを学びました。 - 平成23年
- 健康福祉部 東部健康福祉センター 一時保護課
児童相談所の一時保護所では、虐待や不適応行動等により保護された子どもの支援を行いました。様々な事情で昼夜関係なく子どもが保護され、社会問題がより身近に感じられました。 - 平成26年
- 健康福祉部 三方原学園指導課
児童自立支援施設は、家庭や地域で暴力や盗みなどを行った子どもが入所して生活しています。質素な生活の中で子どもたちと一緒に汗を流し、成長していく子どもたちの姿を見るとうれしくなりました。 - 平成31年
- 健康福祉部 磐田学園 生活指導課
中度~重度の知的障害児への支援。地域移行や日常生活における介助などをしています。
ある一日のスケジュール
- 8時30分
- 勤務開始、登校準備支援
子どもたちの着替えや持ち物の確認をして、分校まで登校します。 - 9時00分
- 引き継ぎ
前日の子どもたちの様子を聞き、当日のスケジュールや連絡事項などを共有します。 - 9時30分
- 学卒生活動
中学部を卒業した子どもたちと体を動かしたり、作業的な活動をしたりします。 - 12時00分
- 昼休み
- 13時30分
- 学卒生活動
午前と同様、体を動かしたり、作業的な活動をしたりします。 - 14時30分
- 下校受け入れ
下校してきた学齢児を受け入れ、学校での様子を引き継ぎます。 - 15時30分
- 入浴支援
身体を洗えない子どもには介助をしながら、皆の入浴を支援します。 - 17時00分
- 夕食支援
一人で食べられない子どもに食事介助を行いながら、食事を支援します。 - 17時15分
- 勤務終了
現在、どんな部署でどんな仕事をしていますか?
磐田学園生活指導課で、入所している知的に障害のある子どもへの支援をしています。具体的には、食事・入浴・トイレの介助や、体育館やグラウンドで一緒に体を動かしたり、友達付き合いなど人との関わり方を教えたりしています。
これまで仕事をしてきた中で、最もうれしかったこと、印象に残っていることはどんなことですか?
三方原学園では、体育祭に職員も参加する種目があり、本番に向けてたくさん練習をします。練習では、子ども同士の喧嘩や子どもから不満を言われることが増えます。それでも、本番で良い結果が出て、子どもたちが喜んでいる姿を見たときは、本当にうれしかったです。
県職員の仕事の「やりがい」「魅力」は何ですか?
児童相談所、一時保護所、児童自立支援施設、児童心理治療施設、障害児支援施設など、様々な職場があり、求められる知識やスキルも異なります。支援が難しいケースも多く、大変さもありますが、やりがいもあります。
これから目指す県職員像、今後やりたい仕事等をお聞かせください。
これまでたくさんの子どもたちと関わらせてもらいましたが、失敗やうまくいかなかった経験の方が多いと思います。今後も謙虚な姿勢で学び、力をつけ、いろいろなニーズに対応できるようになりたいです。
終業後や休日の過ごし方について教えてください。
休日は家族と一緒に過ごすことが多いです。時々、気分転換にジョギングやサッカーをして体を動かしています。
その他、特に伝えたいこと
公務員というと堅いイメージがあると思いますが、福祉の世界はまだまだ発展途上ですので、自由な発想で柔軟な考えを持って入ってきてほしいと思います。お待ちしています。
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