伊予小富士/小富士[赤星山]

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ページID1020054  更新日 2023年1月11日

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エリア
中国・四国エリア
名称

伊予小富士/小富士[赤星山]

読み
いよこふじ こふじ[あかぼしやま]
標高

1,453m

地域
愛媛県四国中央市土居町・三島

石鎚山脈の一座にあり、瀬戸内海の燧灘(ひうちなだ)を気分よさそうに見ながらそびえ立つ。

写真:伊予小富士/小富士[赤星山]

赤星山は、海岸線から直線で約6kmの距離にあり、登山すると意外に高度感が得られる。その姿は富士に似て美しく、西行法師が行脚の途中、「西南の秀嶺」に感嘆したと伝えられている。市内の小学校の校歌にも歌われている。夏にはサソリ座が南中してアルファ星アンタレス(和名は赤星)がこの山の真上にくる。赤星は古来豊年星と呼ばれ、農耕の神とされた。赤星山は、おそらく星宿信仰や山岳信仰からの命名と考えられる。また、登山道沿いの渓谷美が素晴らしく、機滝(はたたき)、紅葉滝、布引滝、稲妻滝、千丈滝などの数多くの滝が登山者の目を楽しませてくれ、なかでも機滝は高さ17m、幅20mの滝で、落下する水はその名のとおり、機織りの糸を思わせる。山頂には赤紫色の可憐なカタクリが群生し、その規模は四国でも一二を争う広さである。

地図:伊予小富士アクセス

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