周防富士[氷室岳]
- エリア
- 中国・四国エリア
- 名称
-
周防富士[氷室岳]
- 読み
- すおうふじ[ひむろだけ]
- 標高
-
563m
- 地域
- 山口県柳井市・岩国市
空にそそり立つ威容な岩石の神の山。
氷室岳は標高563mで柳井市域の最高峰。花崗岩や堆積岩など良質の砥石が産出された。ここから流れる川を砥石川と呼んでいたが、現在は戸石川となっている。長い歳月の間に硬い岩だけが風雨に耐えて残り、その姿が富士山に似ていることから周防富士と呼ばれている。氷室岳は空にそそり立つ威容な岩山のため、昔から神の山、霊峰として修験者の修行の山となっていた。和銅4年(711年)、伊陸や祖生の村人が氏神として、南側山腹・八合目堂屋敷に氷室大権現を造営し、その跡が現在も雑木林に眠っている。氷室岳は、日照山高山寺本堂の北側に造営された庭園の借景にもなっている。
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