伯耆富士/出雲富士[大山]
- エリア
- 中国・四国エリア
- 名称
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伯耆富士/出雲富士[大山]
- 読み
- ほうきふじ いずもふじ[だいせん]
- 標高
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1,709m
- 地域
- 鳥取県倉吉市・西伯郡大山町・伯耆町・東伯郡琴浦町
国立公園内にあり、出雲風土記にも登場する山岳信仰の山。
大山は鳥取県西部の火山で昭和11年(1936年)に大山隠岐国立公園に指定されている。日本海に面しており、冬には寒気の影響を強く受けるため南、北、東側は壁である。しかし、西側からの山容は極めて雄大で、端正な円錐形が富士山によく似ているため伯耆富士や出雲富士と呼ばれるようになった。また、古くから山岳宗教が栄え、霊山として扱われていた。「出雲国風土記」によれば古くは「大神岳」と呼ばれ、奈良時代の養老年間に山岳信仰の山として開かれたとされており、山腹には大神山神社奥宮や大山寺・阿弥陀堂がある。明治の廃仏毀釈まで大山寺の寺領として大いに栄え、最盛期には100を越える寺院と3,000人以上の僧兵をかかえるほどであった。今でも登山客は五合目に祀られている山ノ神の祠に登山の無事を願い、祈るという。
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