讃岐富士［飯野山］

エリア

中国・四国エリア

名称

讃岐富士［飯野山］

読み

さぬきふじ［いいのやま］

標高

422m

地域

香川県坂出市・丸亀市

新日本百名山のひとつ、「おじょも」が造ったおむすび山。

標高422mの小さな富士山の麓には、春になると桃の花のじゅうたんが広がる。山頂から見えるのは、讃岐平野に浮かんでいるようなおむすび形の山々と、穏やかな瀬戸内海の青い海。片道約1時間で登れる気軽さから、ウォーキングやハイキングにができる山として人気。飯野山には、「おじょも」という巨人伝説が残っている。「昔々大昔、おじょもという大男がおりました。このおじょもは山を造るのが得意で、日本中を歩いてまわりながら、あっちやこっちに山を造っておりました。讃岐の国にも、山を造ろうか、と瀬戸の海をひとまたぎ。むすびのようにけっこい（綺麗、美しい）三角の山を造ろうと、できたのが讃岐富士と呼ばれている飯野山。」山頂には、おじょもの足跡や大天狗と呼ばれる巨石や巨岩が磐座（炎岩）を取り囲み、ストーンサークルのように点在している。