平成27年2月県議会定例会知事提案説明要旨3-2-2
平成27年2月県議会定例会知事提案説明要旨
【3.「“ふじのくに”づくりの総仕上げに向けた重点的な取組」】(2)「内陸のフロンティア」を拓く取組
次に、森林・林業の再生についてであります。
本県の豊かな森林資源を活用するため、平成24年度から、県産材の需要と供給を一体的に創造する「ふじのくに森林・林業再生プロジェクト」に取り組んでおります。
その成果として、供給面では、丸太の低コスト生産システムが広がり、加工面では、富士市内に、県内最大の丸太加工量を誇り、環境配慮型の装置を備えた合板工場が新設され、県産材合板の生産を開始したほか、利用面においても、県、市町及び民間の様々な施設で県産材の利用が進むなど、生産から利用まで、一貫したシステムが整備されてまいりました。
今後は、プロジェクトの第2ステージとして、丸太の安定供給の定着と増産を図るとともに、2020年東京オリンピック・パラリンピックを契機とした需要の取り込みに向け、県産材の販路を全国に拡大してまいります。