先輩職員の声 三島市立南小学校(教諭)

- 職種
- 教諭
- 所属(学校名)
- 三島市立南小学校
- 採用年度
- 令和2年度
- 座右の銘・信条
- 「その時の出逢いが人生を根本から変えることがある よき出逢いを」
相田みつをさんの詩です。教師になってから感じることであり、そんな人になりたいという目標でもあります。
これまで仕事をしてきた中で、最もうれしかったこと、印象に残っていることはどんなことですか?
教師になって初めの1年間、不手際があったり思い描いた授業ができなかったりと、落ち込むこともありました。学級最後の日に、去年まで学校が辛いと言っていた2年生の女の子が「先生に会えてとても楽しかった。私も学校の先生になりたい。」と話してくれました。他の子たちも「この1年間、すごく楽しかった。また来年も住先生がいいな。」と伝えてくれました。こんな私でも教師として認めてもらえたのだと胸が熱くなりました。
教員の仕事の「やりがい」「魅力」は何ですか?
子どもが成長する瞬間を間近で見られることです。今まで跳び箱を跳べたことがなかった3年生の男の子と、「あと3センチメートル前に手を出したら跳べそう」「もっとおしりを上げよう」とずっと一緒に練習しました。ついに跳べた瞬間「できたー!」とその子は満面の笑みを浮かべて私にハイタッチしてくれました。この喜びを共有できることが、教師の一番の魅力だと感じます。
これから目指す教員像、今後やりたい仕事等をお聞かせください。
「子どもを主役にする教師」を目指しています。
子どもたちは、どの子もそれぞれ素敵なところをもっています。そのよさを学級の中で引き立て、活躍する場面を作ることで、どの子も主役として輝ける学級経営や授業づくりをする教師になりたいです。
教員を目指す若者へメッセージ
教師になったら、様々な場面で悩む子どもたちにたくさん出会います。子どもの気持ちを全て理解することは難しくても、「先生もこんなことがあってね…」と自分の体験を話すことが子どもを勇気づけたり、励ましたりする手立てになります。成功体験だけではなく、学力が伸びず落ち込んだり、部活動で友達関係で悩んだりといった辛い経験も子どもたちの気持ちを理解したり、励ましたりする光になります。今だからこそできる体験をたくさんし、めいっぱい楽しんでください。
終業後や休日の過ごし方について教えてください。
最近マウンテンバイクを買ったので、休日はよく走りに行っています。読書も好きなので、自分の読みたい本や児童書を読んでいます。また、子どもたちからたくさんアーティストや動画、アニメを勧めてもらうので、それを観て流行に追い付こうと励んでいます。
その他特に伝えたいこと
教師の仕事は、毎日がドラマです。負けて悔し涙を流す子の隣に座って一緒に悔しさを噛みしめる日もあれば、「見て先生!水たまりが凍ってた!」と氷を手にして目を輝かせる子の視点に心動かされる日もあります。子どもの様々な感情・成長に携われる、こんなにやりがいのある仕事はないと心から思います。
ある1日のスケジュール
時間 | 内容 | 解説 |
---|---|---|
8時10分 |
始業・朝の活動 |
「おはよう」と声をかけながら元気に子どもを迎えられるよう、心掛けています。子どもの表情を見ながら、今日は元気かな、何か困ったことがあったかなと、様子を把握します。 |
8時20分 | 朝の会 | 健康観察、給食ニュース、当番のスピーチ、先生の話を行います。当番のスピーチや先生の話を集中して聞く時間をとり、落ち着いて1日のスタートがきれるようにしています。 |
8時30分 |
午前授業 | 国語・算数・理科・社会の他にも、外国語や体育、音楽を教えています。子どもたちが目を輝かせる瞬間があったり、真剣に考える姿があったりと、授業づくりをがんばってよかった!と達成感があります。 |
12時10分 | 給食 | 配膳・片付けを見守ります。揚げパン、中華麺、ミートソース等おいしい給食を楽しみにしている子がたくさんいます。さくらごはんや緑茶フライなど、静岡ならではの給食も人気です。 |
13時00分 |
昼休み | 子どもたちと関わる大切な時間です。おにごっこ、ドッジボールは真剣勝負です! |
13時30分 | 午後授業 | 午後は子どもたちに疲れの色が出てきます。アイスブレイクをしたり、活動的な内容を中心にしたりと工夫を重ねています。 |
15時10分 |
帰りの会 |
今日一日をポジティブに振り返りながら、なるべく早く終わるよう心掛けています。「明日も待っているね。」というメッセージが伝わるようにしています。 |
15時30分 | 放課後 | テストの丸付け、コメントや明日の授業準備をします。学校には、様々な専門をもつ先生がいるので、たくさん学びがあり授業のアイデアをいただきます。今日の子どもたちの微笑ましい話を先生たちとすることが楽しみの1つです。 |
16時40分 | 終業 | やることの優先順位を付けたり、先生方と協力したりすることで、早く帰ることができるようになってきました。帰宅後は、読書をしたりゲームをしたりリフレッシュも大切にし、明日も笑顔で子どもたちの前に立てるよう自己管理を心掛けています。 |
このページに関するお問い合わせ
教育委員会教育政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3168
ファクス番号:054-221-3561
kyoui_seisaku@pref.shizuoka.lg.jp