新たなカフェが校内にOPEN!~居場所カフェの取組~
新たなカフェが校内にOPEN!~居場所カフェの取組~
令和4年度から静岡中央高校で試行してきた校内居場所カフェ事業が、令和5年度から三島長陵高校、浜松大平台高校でもスタートしました。校内居場所カフェとは、生徒が気軽に立ち寄り、大学生や地域の社会人などのボランティアスタッフと交流ができる場所です。
今年度も引き続きNPO法人等に委託し、3校で実施していきます!
3つのカフェを紹介します
1.きゃりこみゅカフェ(静岡中央高校)
静岡中央高校では、「高校生が社会とつながるプラットフォーム」を目指し、毎週のカフェの運営に加えて、働く経験を積むインターンシップコーディネートや自分達でカフェのアイデアを出して楽しむ空間づくり、食べ物配布等の生活支援につながる取り組みを実施しています。
インターンシップでは、夏休み期間中に図書館や老人ホーム、NPO法人などで、職業体験を実施しました。参加した生徒からは「将来を考えるための参考になった。」などの感想がありました。
2.きゃりこみゅカフェ(浜松大平台高校)
浜松大平台高校では、令和5年9月からカフェをスタートしました。参加者数は回を重ねるごとに増え、友達を誘って参加してくれる生徒もいます。学校やアルバイトでの悩みや将来のことなど、ボードゲームをしたり、お菓子を食べたりしながら話しました。
最後のカフェでは、「4月からもカフェやる?」「また来るね。」「学校を辞めないようにしないといかんね。」など様々な反応がありました。どの生徒も笑顔でスタッフと会話する様子から、カフェが安心して過ごせる場所になっている様子がうかがえました。
3.ほっとカフェ(三島長陵高校)
三島長陵高校では、パステルアート体験をしながら学校生活や将来について話をしました。アルバイトをしている生徒は、仕事の困り感などについて相談していました。
冬休み前には、カフェの案内カード、年末年始に困ったときに相談できる窓口のチラシ、食品などを配布しました。「いつもありがとう」「良いお年を!」と生徒とサポーターが声を掛け合いました。
校内にある社会とつながる場所 ~今と卒業後に向けた人間関係づくり
これから…
食べることがままならず、学校で学ぶことやアルバイトをすることができなくて困っている生徒がいる場合、まずは生活を整えるためのサポートを、行政、支援機関が連携して広域的に行う必要があります。
働くことのイメージが持てない生徒には、職場見学や就労体験ができるように、学校と連携して進めていきます。生徒やご家庭とつながり、高校を卒業しても、安心できるセーフティーネットづくりを目指しています。
このページに関するお問い合わせ
教育委員会高校教育課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3110
ファクス番号:054-251-8685
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