しずおか文化財ナビ 大野命山・中新田命山（うち、中新田命山）

よみ

おおのいのちやま・なかしんでんいのちやま（うち、なかしんでんいのちやま）

指定区分、指定種別

県指定/記念物 ・ 史跡

指定日

2007年3月20日

員数

1基

所在地

静岡県袋井市中新田字村後262

一般公開有無

有

駐車場の有無

有

公開情報

随時

所有者情報

• 寄木神社（中新田）
• 〒437-1111 静岡県袋井市中新田506

指定内容

【指定資料】　大野命山・中新田命山は、高潮災害時の緊急避難場所として、村の中央付近に土を盛り上げてつくられている。
延宝8年（1680）閏8月6日の高潮被害により、民家6000軒が流出し、300人の溺死者があり、その後、命山がつくられたと古文書に記されている。
平成14年の浅羽町（現在袋井市）の発掘調査によって、大野命山・中新田命山の築造方法が明らかにされるとともに、17世紀末に築造された可能性が高いことが確認された。
大野命山・中新田命山は、文献史学、考古学の両面から価値が確認できる貴重な史跡のひとつであり、江戸時代前期の防災上の築造記念物として評価することができる。

地図情報

• 地図を表示する（外部リンク）