しずおか文化財ナビ 尊永寺仁王門

よみ

そんえんじにおうもん

指定区分、指定種別

国指定/有形文化財 ・ 建造物

指定日

1954年9月17日

員数

1棟

所在地

静岡県袋井市豊沢字裏山2777

一般公開有無

有

駐車場の有無

有

公開情報

外観のみ公開

所有者情報

• 宗教法人　尊永寺
• 〒437-0032 静岡県袋井市豊沢2777
• 電話番号：0538-43-3601

文化財の説明

尊永寺は「法多山」の山号で親しまれている、真言宗高野山派の古刹である。杉並木の参道入口に立つ仁王門は、江戸初期の寛永十七年（1640）の棟札が見られるが、桃山時代の特色をよく残しており、他所（播磨、現兵庫県）から移築されたとの伝えも残されている。
形式は、入母屋造、こけら葺きの三間一戸の楼門で、二階部分には高欄付の回縁が付いている。間口は7.27m、奥行も4.24mほどある。棰も太く斗栱も肘木も大きくおおらかで、その姿は雄大かつ豪壮でもある。前面左右の両格子の中に安置され力を漲らせ仏法を守護する両金剛仏を入れるにふさわしい仁王門である。境内は桜の名所であり、参道で売られている厄除け団子も名物として知られている。（出典：「ふるさと静岡県文化財写真集」1建造物編）

地図情報

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