しずおか文化財ナビ 西楽寺本堂 附本堂厨子
- よみ
- さいらくじほんどう つけたりほんどうずし
- 指定区分、指定種別
- 県指定/有形文化財 ・ 建造物
- 指定日
- 1980年11月28日
- 員数
- 1棟
- 所在地
- 静岡県袋井市春岡字天白335-1
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 有
- 公開情報
- 外観及び内部は外陣のみ公開
所有者情報
- 宗教法人 西楽寺
- 〒437-0122 静岡県袋井市春岡384
- 電話番号:0538-48-6754
文化財の説明
【指定資料】 桁行5間、梁間5間、宝形造、桟瓦葺(復原 柿葺)、延宝年間再建
技術的、意匠的に江戸期(延宝5年、1677年ころの再建のめどがたつと記されている)の建築としては極めて優秀で貴重なものである。
【紹介資料】 西楽寺は、中世から近世にかけて度重なる兵火や地震によって焼失・倒壊を繰り返し、現存する本堂は18世紀前期の享保年間に再建されたと考えられる。桁行5間の御堂で、正面1間の向拝は向唐破風とする。身舎の屋根の形状は、明治期に宝形造、桟瓦葺に改変されていたが、今回の修理工事によって、建立当時の入母屋造、杮葺に復原され、特に入母屋の妻飾りは新たな姿を見せている。内陣の須弥壇には、禅宗様で統一された附指定の厨子が安置されている。
(静岡県教育委員会2000『文化財ガイドブック 建造物編』より)
地図情報
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