株式会社静岡新聞社・静岡放送株式会社その3

こんにちは

第9期UD特派員の八木です。

静岡新聞社様、静岡放送株式会社様のメディアユニバーサルデザインの取り組みについてご紹介します！

静岡新聞社様・静岡放送株式会社様は、2014年に「色覚タイプの異なる人」や「高齢者」などが理解できる色使いやデザインの指針となるMUDガイドブック「制作視点　色覚タイプの異なる人と高齢者優しいメディアを目指して」を制作しています。（写真1枚目）

ガイドブックでは色覚タイプの異なる人や高齢者の色や文字の見え方のメカニズムや過去の制作の理解しにくいと思われる表現と、その改善例などを載せています。（写真2、3枚目）

新聞・放送を合わせたガイドブック製作は国内メディアでは初の試みだそうです！

その他にも放送のCG制作や新聞の美術などにメディアユニバーサルデザインの検定資格者を置き、適切な表現かチェックする体制を整えています。

続いて紙面でのUD実践例をご紹介します。

静岡新聞社様は2015年より紙面にUDフォントを導入しています。字体の濃度、線の太さなどを調整し、すっきりとバランスの良い字体にすることで誤読を避け、識別しやすい字体に調整しています！

（写真4、5、6枚目）

また、色やグラフにおいては、色覚タイプの異なる人が見分けにくい低彩度同士の色を避け、彩度の高い組み合わせにしたり、点線や楕円、四角などの形で見分けられる工夫がされていました！

次回は静岡新聞社・静岡放送株式会社様のユニバーサルデザインに対する考えや取材を通して私が感じたことなどをご紹介します。

写真

静岡新聞社・静岡放送

メディアユニバーサルデザインの取組みについて

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