平成29年2月県議会定例会知事提案説明要旨3-3-8
平成29年2月県議会定例会知事提案説明要旨
【3.『ジャパニーズ・ドリーム』の展開と発信】
(3)世界に開かれた観光・通商・外交の実践
8.「外国人観光客の誘客促進」
外国人観光客の誘客促進につきましては、増加する訪日外国人観光客を本県に効果的かつ確実に取り込むため、1月25日に、本県の「観光を核とした地域づくり」の舵取り役を担うDMO「静岡ツーリズムビューロー」を公益社団法人静岡県観光協会内に設置いたしました。
各国政府観光局のインバウンド事業に数多く携わり、世界の観光マーケットに精通した総括責任者府川尚弘(ふかわなおひろ)氏の下、世界から選ばれる観光地を目指す戦略を打ち立て、具体的な取組を本格化させてまいります。
本県のインバウンド施策の司令塔として、伊豆、中部・志太榛原、浜名湖など県内各地に設置が進むDMO等と連携しながら、県を挙げて観光振興に全力で取り組んでまいります。
中国におきましては、昨年締結した、大手旅行社の凱撤旅遊(かいさーりょゆう)との覚書、スポーツイベント等を運営する智美(ちみ)体育集団との協定を最大限活かし、本県を周遊するスペシャルツアーや、マラソンをはじめとするスポーツツアーの造成・販売を促進し、中国から県内への誘客促進を図ってまいります。
また、台湾におきましては、訪日旅行者数に比べ、台湾への旅行者数が少ない状況を踏まえ、サイクリングの交流や高校生の修学旅行の拡大を通じてアウトバウンドの創出を図るなど、一層の交流促進につなげてまいります。