平成29年2月県議会定例会知事提案説明要旨4-1-2
平成29年2月県議会定例会知事提案説明要旨
【4.「“ふじのくに”づくりの総仕上げ」】
(1)大規模地震への万全の備え
2.「防潮堤の整備」
次に、防潮堤の整備についてであります。
地震・津波対策アクションプログラム2013(ニセンジュウサン)に基づく防潮堤の整備につきましては、「静岡方式」の前提となる地域住民の皆様との合意形成を加速させ、計画期間内での完了を目指してまいります。
来年度は、防潮堤や水門等の津波対策施設の整備が必要な112箇所のうち、約4割に当たる45箇所において、工事等を進めてまいります。
このうち、県西部の沿岸部では、各市の行う防災林や砂丘等の嵩上げなどにより、レベル1を超える津波に対しても被害の軽減を図る「静岡モデル」に取り組んでおります。特に、中東遠地域では関係市の行う防災林の嵩上げが急速に進捗する見込みでありますので、県としましても、この取組に連携して防災林の再整備を進めてまいります。