平成29年2月県議会定例会知事提案説明要旨4-7-1
平成29年2月県議会定例会知事提案説明要旨
【4.「“ふじのくに”づくりの総仕上げ」】
(7)健康寿命日本一の延伸
1.「医療人材の育成・確保対策の推進」
重点取組の第7は、健康寿命日本一の延伸であります。
はじめに、医療人材の育成・確保対策の充実・強化についてであります。
高齢化の進展に伴う医療需要の変化や増大に適切に対応していくためには、医師や看護職員などの人材の育成・確保が急務であります。
医師確保につきましては、「ふじのくにバーチャルメディカルカレッジ」の機能強化や魅力アップに取り組んだ結果、カレッジを修了された145人の医師が県内に勤務しており、実際の医科大学に勝るとも劣らない成果が出始めております。
女性医師につきましては、新たに女性医師支援センターを浜松医科大学に設置して、出産等により離職した女性医師からの相談や求人病院とのマッチングを行うなど、女性医師の活躍を支援してまいります。
看護職員の確保につきましては、県ナースセンターに再就業専任のコーディネーターを増員し、看護職員の再就業支援を強化し、看護職員の育成と確保に努めてまいります。
これらの地域医療を支える人材の確保の取組を通じて、県民の誰もが安心して質の高い医療を受けられる体制を整備してまいります。