平成29年2月県議会定例会知事提案説明要旨4-5-1
平成29年2月県議会定例会知事提案説明要旨
【4.「“ふじのくに”づくりの総仕上げ」】
(5)人口減少社会への挑戦
1.「少子化対策」
重点取組の第5は、人口減少社会への挑戦であります。
はじめに、少子化対策についてであります。
県内の一部の市町において、合計特殊出生率「2」の実現が視野に入るなど、少子化突破の道筋に光が射しつつあります。
若者の皆さんの2人から3人の子どもを持ちたいという願いをかなえるため、来年度、「ふじのくに少子化突破戦略の羅針盤」で分析した課題の解決に向けて、積極的に取り組む市町を支援する助成制度を創設し、市町の取組を強力にバックアップしてまいります。
また、保育所等の待機児童ゼロの早期実現に向けて、施設整備に加え、保育人材の確保に重点的に取り組んでまいります。経験、能力等に応じて処遇改善を図るキャリアアップ制度の導入を促進するなど、若い保育士が夢ややりがいを持って、長く働くことのできる環境の実現を目指してまいります。