富士山ハザードマップ(令和3年3月改定)
火山ハザードマップとは、火山災害要因の影響が及ぶおそれのある範囲を地図上に特定し、視覚的に分かりやすく描画したものです。富士山における火山ハザードマップには、「ドリルマップ」と「可能性マップ」があります。
火山ハザードマップは、避難情報等を加えた「火山防災マップ」の作成、避難計画の作成及び避難訓練の実施など、火山防災対策を実施する上で最も重要な基礎資料となります。
富士山ハザードマップの改定について
富士山ハザードマップは、平成13年7月に設置された富士山火山防災協議会及び富士山ハザードマップ検討委員会(事務局:内閣府・総務省消防庁・国土交通省)により、平成16年6月に策定されました。
平成16年版のハザードマップ策定以降、新たな科学的知見が蓄積されたことにより、富士山火山防災対策協議会作業部会(平成28年1月~)において、最新の調査研究の状況把握及びハザードマップ改定の必要性について検討した結果、第8回富士山火山防災対策協議会(平成30年3月)において、平成30年度から3年間の予定で改定することとしました。
その後、協議会作業部会に富士山ハザードマップ(改定版)検討委員会を設置し、改定作業を進めた結果、第11回富士山火山防災対策協議会(令和3年3月)において、富士山ハザードマップを改定しました。
ここでは、溶岩流など火山現象ごとに改定後のハザードマップを掲載していますが、改定の概要や各ハザードマップの詳細説明については、以下の資料を御参照ください。
- 富士山ハザードマップの改定について
- 富士山ハザードマップ(改定版)検討委員会報告書(本ページの後段に掲載)
- 富士山ハザードマップ(改定版)検討委員会報告書説明資料(本ページの後段に掲載)
- (改定前)富士山ハザードマップ検討委員会報告書(内閣府「防災情報のページ」へのリンク)
想定火口範囲
溶岩流
小規模噴火の溶岩流ドリルマップ
中規模噴火の溶岩流ドリルマップ
大規模噴火の溶岩流ドリルマップ
溶岩流の可能性マップ
火砕流
融雪型火山泥流
- 融雪型火山泥流の計算開始位置一覧図(危険度区分・到達時間・最大流動深共通) (PDF 1.9MB)
- 融雪型火山泥流ドリルマップ(危険度区分) (PDF 5.6MB)
- 融雪型火山泥流ドリルマップ(到達時間) (PDF 5.4MB)
- 融雪型火山泥流ドリルマップ(最大流動深) (PDF 5.5MB)
- 融雪型火山泥流の可能性マップ(到達範囲) (PDF 1.4MB)
- 融雪型火山泥流の可能性マップ(到達時間) (PDF 1.9MB)
大きな噴石
降灰・降灰後土石流
ハザード統合マップ
富士山ハザードマップ(改定版)検討委員会報告書(令和3年3月富士山火山防災対策協議会)
表紙・目次・はじめに
1.改定の目的と方針
- 1.1富士山ハザードマップ改定の目的
- 1.2改定した項目
- 1.3火山防災対策への活用方法
2.富士山の火山活動に関する最新の知見
- 2.1富士山の噴火史
- 2.2最新の研究成果による噴火実績の見直し
- 2.3山体崩壊の実績図
3.ハザードマップ改定の対象
- 3.1対象とすべき富士山の噴火年代区分
- 3.2噴火規模の区分と発生回数
- 3.3改定の対象とする富士山の噴火に伴う現象
4.ハザードマップの作成手法
- 4.1想定火口範囲
- 4.2溶岩流のシミュレーション
- 4.3火砕流のシミュレーション
- 4.4融雪型火山泥流のシミュレーション
5.火山現象ごとのハザードマップとハザード統合マップ
- 5.1ハザードマップの構成要素
- 5.2想定火口範囲
- 5.3溶岩流のハザードマップ(その1)(その2)
- 5.4火砕流・火砕サージのハザードマップ
- 5.5融雪型火山泥流のハザードマップ
- 5.6大きな噴石のハザードマップ
- 5.7降灰(小さな噴石を含む)のハザードマップ
- 5.8降灰後土石流のハザードマップ
- 5.9ハザード統合マップ
- ハザードマップの構成要素 (PDF 130.1KB)
- 想定火口範囲 (PDF 438.0KB)
- 溶岩流のハザードマップ(その1) (PDF 7.2MB)
- 溶岩流のハザードマップ(その2) (PDF 6.4MB)
- 火砕流・火砕サージのハザードマップ (PDF 2.7MB)
- 融雪型火山泥流のハザードマップ (PDF 7.0MB)
- 大きな噴石のハザードマップ (PDF 597.2KB)
- 降灰(小さな噴石を含む)のハザードマップ (PDF 3.4MB)
- 降灰後土石流のハザードマップ (PDF 267.2KB)
- ハザード統合マップ (PDF 488.6KB)
6.火山防災対策への活用
- 6.1ハザードマップの活用方針
- 6.2本委員会で作成したマップの種類
- 6.3火山防災対策検討のためハザードマップを活用する際の留意点
- 6.4ハザードマップや火山防災マップの理解促進に向けて
おわりに・語句の意味・検討委員会
- おわりに
- 本報告書で使用する語句の意味
- 富士山ハザードマップ(改定版)検討委員会(委員名簿・開催経緯)
資料編
- 資料1溶岩流・火砕流・融雪型火山泥流の最短到達時間等一覧
- 資料2融雪型火山泥流ドリルマップ(最大土砂堆積深を表示)
- 資料3降灰後土石流の可能性マップ(本編図5.8-1の詳細図)
- 資料4富士山における火山活動の観測・監視体制及び火山防災体制
富士山ハザードマップ(改定版)検討委員会報告書説明資料
- 説明資料その1(表紙・P1-P19) (PDF 6.7MB)
- 説明資料その2(P20-P39) (PDF 6.3MB)
- 説明資料その3(P40-P67) (PDF 4.8MB)
- 説明資料その4(P68-P82) (PDF 2.8MB)
- 説明資料その5(P83-P115) (PDF 6.6MB)
- 説明資料その6(P116-P132) (PDF 5.9MB)
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このページに関するお問い合わせ
危機管理部危機情報課
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