先導的ホストタウンの取組からつなげる心のバリアフリーシンポジウム4
こんにちは。ふじのくにUD特派員6期生の高田です。
今回は、福岡県飯塚市での取り組みについて紹介します。
飯塚市では、「バリアフリーまち歩き点検」が行われました。
道路や施設など、バリアフリーの状況を点検する「まち歩き点検」は、市の職員や、弱視や車椅子利用者など障害当事者の方、学生によって構成されたメンバーで、飯塚市の中心にあるバリアフリー対応の駅の飯塚駅・新飯塚駅周辺で行われました。
まち歩き点検の事前に行われた心のバリアフリーの理解を深める研修では、「参加者がどのような気持ちで参加すれば良いのか、まち歩き点検ではどのようなところに視点をおけば良いのか、当事者が日常生活でどのようなところに不便を感じているか、間近に見て欲しい所を事前に確認した事で、参加者が調査の時の内容を共有できた」とのことでした。
この取り組みで苦労した点は、初めての取り組みだったため、色々なことを試行錯誤しながら決めていったことでした。
障害者の目線を取り入れることに重点を置いたことで、点字ブロックの上にバス停のベンチや看板があったということなど、日常生活の中で健常者では避けてしまう点でも、車椅子利用者など障害者の方の気づきから、改善する方向に検討されることが、心のバリアフリーに繋がるということでした。
次の記事では、神奈川県川崎市での取り組みについて紹介します。
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