平成23年2月県議会定例会知事提案説明要旨4-(2)-1-2
平成23年2月 県議会定例会知事提案説明要旨
【4.新しい総合計画の着実な推進】
(2)“ふじのくに”の徳のある人材の育成
1.2「『有徳の人』づくり」
静岡式35人学級編制につきましては、現在、国に先駆けて小学校6年生及び中学校全学年に導入しておりますが、これをさらに小学校5年生へ拡充するとともに、国の学級編制基準の見直しに伴い小学校1年生にも導入いたします。併せて、小学校1、2年生には、引き続き、本県独自の低学年支援を実施し、個に応じたきめ細かな指導を充実してまいります。
また、家庭や地域の協力の下、通学合宿のさらなる拡大を目指すほか、地域ぐるみで子どもを育てる体制を整えるため、中学校区単位で学校支援地域本部の設置をさらに進め、教員が子どもと向き合う時間の確保や地域の教育力の向上を図ってまいります。
スポーツの振興につきましては、「スポーツ王国しずおか」の構築を目指し、生涯スポーツの振興を図るとともに、競技力の向上を目指して、選手強化や指導者の養成などを行ってまいります。特に、ジュニア選手につきましては、全国大会で活躍が期待される中学校、高等学校の運動部活動に対し選手強化などの支援を行うほか、全体のレベルアップを図るため、中学校の部活動の現場にトップアスリートを派遣し、中学生が直接指導を受ける機会を提供してまいります。また、草薙総合運動場の整備につきましては、硬式野球場の内野スタンドの耐震工事などが3月下旬に完了いたします。引き続き、グラウンド拡張に伴う外野スタンドの改築や体育館の建替えなどを進めてまいります。