しずおか文化財ナビ 富士山(村山浅間神社・大日堂)
- よみ
- むらやませんげんじんじゃ・だいにちどう
- 指定区分、指定種別
- 国指定/記念物 ・ 史跡
- 指定日
- 2011年2月7日
- 員数
- 所在地
- 静岡県富士宮市村山1150-1他
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 有
- 公開情報
- 随時
所有者情報
村山浅間神社
文化財の説明
史跡富士山の構成要素のひとつ
12世紀前半から中ごろの修行僧末代の活動が創建の起源とされている。慶応4年(1868)の神仏判然令までは神仏習合の宗教施設として興法寺(富士山興法寺または村山興法寺)と呼ばれていた。(指定範囲には浅間神社と大日堂が含まれる。)
富士山における修験道の中心地であり、14世紀初めには、その活動が組織化された。15~16世紀には一般の道者の登拝も増加し、その様子が16世紀の制作とされる「絹本著色富士曼荼羅図」に描かれている。
前述の神仏判然令により浅間神社と大日堂は分離され、現在派それぞれ別々の宗教法人となっている。修験者の活動は1940年代まで継続され、村山の修験者の影響を受けた信仰圏では現在でも伝統行事が継続されているところがある。(出典「史跡「富士山」保存管理計画」(編集・発行:静岡県)
地図情報
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