しずおか文化財ナビ 富士山本宮浅間大社社殿 弊殿、拝殿、樓門、透塀二棟
- よみ
- ふじさんほんぐうせんげんたいしゃしゃでん へいでん、はいでん、ろうもん、すかしべいふたむね
- 指定区分、指定種別
- 県指定/有形文化財 ・ 建造物
- 指定日
- 1954年1月30日
- 員数
- 五棟
- 所在地
- 静岡県富士宮市宮町1-1
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 有
- 公開情報
- 午前6時-午後7時(時期による変更あり)外観のみ
所有者情報
- 富士山本宮浅間大社
- 〒418-0067 静岡県富士宮市宮町1-1
文化財の説明
【紹介資料】 全国で1300社余あるといわれる浅間神社の総本宮で、駿河国の一宮である。富士山そのものを御神体とし、主祭神は木花開耶姫命である。徳川家康の庇護を受けて慶長9年(1604)から造営が始まり、同11年に正遷宮を行っている。この時に建てられたのが、現存する社殿である。桁行5間、梁間4間の下層の上に三間社流造の社殿が載る重層の本殿で、他に類を見ない特徴的な社殿形式を採ることから「浅間造」と呼ばれている。「浅間造」の名称で呼ばれる建物はこれを置いて他は無く、唯一の遺構である。本殿の前方に正面入母屋造、背面切妻造の拝殿を配し、本殿との間の造り合いを幣殿とする。拝殿は本殿と同時期の建立になるが、向拝部分は後世の付加と考えられる。楼門は三間一戸、入母屋造、檜皮葺で、拝殿・幣殿・透塀2棟と共に県指定となっている。
(静岡県教育委員会2000『文化財ガイドブック 建造物編』より)
地図情報
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