中部地域施設概要：蓮華寺池

施設の概要

蓮華寺池は、藤枝市の中央部に位置し、江戸時代初期に若王子（にゃくおうじ）村、五十海（いかるみ）村、市部（いちべ）村のかんがい用のため池として造成された施設です。池の前身は、南は洞雲寺山、北は蓮華寺の山あいにあった沼地で、その沼地に堤防と水門を築くことで、ため池として整備されています。名前の由来は、池に多く蓮が植生していることと、近くにあった蓮池山蓮華寺というお寺の名にちなんで蓮華寺池と呼ばれるようになったと伝えられています。
ため池は、明治初期の食料増産に伴い干拓地の対象となった経緯があり、干拓を阻止するために多大な労力が費やされました。そのことに関する石碑が池の奥の小高い丘に建立されています。
また、ため池は何回かの改修を経て今日に至っており、周辺は蓮華寺池公園として整備されています。「花と水と鳥」が公園のテーマで、池を含む約29haの広大な敷地に、さまざまな施設が整備されています。蓮華寺池は、現在も農業用の水源として利用されるとともに、多くの人が集う場所になっています。
またこの公園は、平成20年度第1回静岡県景観賞の優秀賞を受賞しています。

施設の写真

施設までの交通アクセス

• 車をご利用の場合
  国道1号バイパス：薮田東ICより約3分（東京方面から）
  国道1号バイパス：薮田西ICより約3分（名古屋方面から）
• 公共交通機関をご利用の場合
  JR藤枝駅：しずてつジャストライン「藤枝駅前」（中部国道線新静岡方面行）より「蓮華寺公園入口」（約10分）徒歩約5分

• JR（外部リンク）
• しずてつジャストライン（外部リンク）

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