中部地域施設概要:神座分水工
施設の概要
神座分水工は、静岡県のほぼ中央部に位置する県内でも有数の規模を誇る大井川用水の一部となる施設で、一級河川大井川左岸を流下する農業用水を、大井川左岸の志太・榛原方面と右岸の金谷・小笠方面の2方向に分水するための施設で、国営大井川農業水利事業により昭和33年度に完成しました。この分水工は、大井川用水で、最上流に位置していることから流れる水量が多く、最も大規模な分水工です。この施設の分水方式には射流分水が採用されています。この方式の選定に当たっては、大井川の左岸と右岸の両地区に適正な水量が分配されるように様々な検討がなされ、農業土木試験場において模型実験を行った上で決定されています。
この施設は、建設からかなりの年数が経過していますが、現在も大井川幹線から流下してくる農業用水を分水しています。分水工を流れる大量の用水が、迫力のある姿を見せています。
施設の写真
施設までの交通アクセス
- 車をご利用の場合
国道1号バイパス:向谷ICより約10分 - 公共交通機関をご利用の場合
JR島田駅:島田市コミュニティバス(伊久身線御堂沢方面行き)より「大沢橋」(約21分)徒歩約4分
このページに関するお問い合わせ
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