中部地域施設概要:赤坂池
施設の概要
赤坂池は、牧之原市の北端で富士山静岡空港に程近い場所に位置しており、市内を流下する坂口谷川沿いに広がる受益地のかんがい用水を貯留するための施設です。この施設は、明治25年に地域の有志の基金により造成されました。池の堤防脇には赤坂ため池築造の記念碑が建立され、その碑文には池の築造から完成までの経緯が刻まれています。記念碑によりますと、ため池を築造する前のこの地域の用水は、坂口谷川の一部を利用する他は少ない湧水や天水で、干ばつ被害が続いていました。
その後、昭和33年に県営事業により漏水防止対策としてグラウト工事が施工され、この工事により、赤坂池の漏水被害の防止と用水の安定供給が図られました。本ため池は、地域の人達の手により保全されてきましたが、昭和60年には、団体営ため池等整備事業で機能補修が図られました。近年では、ビオトープや展望広場などの施設も整備され、多くの人が足を運ぶ場所となっています。
施設の写真
施設までの交通アクセス
- 車をご利用の場合
東名高速道路:相良牧之原ICより約18分
東名高速道路:吉田ICより約19分
国道1号バイパス:大代ICより約18分 - 公共交通機関をご利用の場合
なし
このページに関するお問い合わせ
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