中部地域施設概要:白岩寺幹線円筒分水工
施設の概要
白岩寺幹線円筒分水工は、農業用水を一定の割合で分配するための施設です。サイホンの吐口としての役割も兼ねる分水工内円の中心から地上に噴き出された用水は、内壁に設けられた5箇所の欠口を流れることにより、規定の水量に分配しされ、外壁の水路を通じて下流の用水路に流れます。この施設は、コンクリート製で、規模は外円直径7.8m、内円直径4.0m、深さは4.0mで、昭和30年に完成しています。
この分水工は、静岡県のほぼ中央部に位置し、県内でも有数の規模を誇る大井川用水の白岩寺幹線と呼ばれる農業用水路の上流で、島田市内を流れる大津谷川と伊太谷川の合流点より下流の大津谷川の左岸に位置しています。分水工内円が吐口となっているサイホンは、大津谷川を伏せ越しで横断しているもので、呑口は大津谷川の右岸に位置しています。
分水工の分水方法は、他にも数種類ありますが、円筒による分水方法は、県内の土地改良施設の中でも、あまり例がありません。
施設の写真
施設までの交通アクセス
- 車をご利用の場合
国道1号バイパス:東光寺ICより約6分(東京方面から)
国道1号バイパス:野田ICより約4分(名古屋方面から) - 公共交通機関をご利用の場合
JR島田駅北口より島田市コミュニティバス(外部サイトへリンク)湯日線「栃山橋」(約4分)徒歩約7分、またはJR六合駅より徒歩約17分
このページに関するお問い合わせ
経済産業部農地局農地整備課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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