中部地域施設概要:有東木わさび田
施設の概要
この施設は、静岡市街地から北に約30kmに位置する三方を山に囲まれた有東木の集落に点在するわさび田を指します。このわさび田の特徴は、急峻な地形に合わせ階段状に整然と積まれた石積みと有東木地区の清らかな湧水を巧みに導水する工夫です。
有東木地区の山葵栽培は、約400年前に有東木沢の源流に自生していた山葵を、集落内の井戸頭と呼ばれる遊水地に植えたことが始まりだとされています。慶長12年(1607年)には、駿府城に入城した徳川家康公に山葵を献上し、その味を賞賛されたとも伝えられています。有東木地区は山葵栽培の発祥の地であり、ここから全国各地に山葵の栽培が広がっていったと伝えられています。現地にはその歴史を刻む石碑が建立されています。
施設の写真
施設までの交通アクセス
- 車をご利用の場合
国道1号バイパス:昭府ICより約40分 - 公共交通機関をご利用の場合
JR静岡駅:しずてつジャストライン「静岡駅前」(安倍線)より「有東木橋」(約1時間15分)徒歩約30分
このページに関するお問い合わせ
経済産業部農地局農地整備課
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