中部地域施設概要:牧之原開拓
施設の概要
牧之原開拓は、特定の施設や場所を示しているのではなく、島田市、牧之原市、菊川市にまたがる牧之原台地の一面に広がる開拓地全域を指しています。
現在、私達が目にする牧之原台地の伸びやかで広がりのある茶畑の景観は、長年の努力の積み重ねによって築かれてきたものです。
牧之原開拓の先駆者である中條景昭は、江戸幕府第15代征夷大将軍の徳川慶喜が江戸城を明け渡した後、徳川慶喜に従い駿府に移り住みました。そこで、徳川慶喜が江戸城を出て駿府に入るまで警護にあたった幕臣の集団とともに当時幕府領であった牧之原の開拓を決めています。明治2年(1869年)には、面積1,400haとも言われている開墾に着手しましたが、刀を鍬に持ち替えての作業は苦労の連続であったようです。
こうしたことから、不毛の地を5,000ha余の大茶園へと変貌させ、静岡県の誇るべき財産の一つとなり、美しい景観を提供しています。大井川や島田市が見渡せる高台には中條景昭公園が整備され、中條景昭像や石碑が建立されています。
施設の写真
施設までの交通アクセス
- 車をご利用の場合
東名高速道路:吉田ICより約11分 - 公共交通機関をご利用の場合
JR島田駅から徒歩約50分
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