農地や森林を守る農林防災施設の点検を行いました
静岡県内の各農林事務所では、梅雨期前に農地や森林を守る農林防災施設の点検(農地地すべりパトロール、治山パトロール)を実施しています。
特に、近年、全国で発生する豪雨や台風などの自然災害は、山間部をはじめとして甚大な被害をもたらしており、災害に強い県土づくりが重要な課題となっています。
農地を守る地すべり防止施設は、地下水により斜面が押し流される地すべりから、民家や農地を保護するために作られています。また、森林を守る治山施設は、災害に強い森林の維持、再生を目指して、山の安全を確保するために作られています。
これらの施設が適切に管理されることは、土砂崩れや土石流、地すべりといった自然災害から、県民の皆様の生命・財産を守ることにつながります。
こうしたことから、農林防災施設はとても重要なものであり、毎年6月1日~15日に、県農林事務所が管内市町の施設に異常がないか点検を行っています。
今年度、農地整備課及び治山課では、管内の藤枝市・島田市・牧之原市・焼津市・川根本町・吉田町4市2町において、農林防災施設の点検を行いました。
完成から長い年月が経過している施設も多くありましたが、大きな異常はなく、施設に求められる機能を十分に発揮できており、健全な農地と森林づくりに役立っていました。
来年度以降も引き続き農林防災施設の点検を実施していきますので、御理解のほど、よろしくお願いします。
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志太榛原農林事務所 総務課
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