茶園基盤整備事業を実施した静波地区で初収穫が行われました
牧之原市の静波地区は、全国でも有数の茶生産地である牧之原台地にあり、茶園が小規模不整形で各農家の耕作地も分散していました。地区の担い手農家は、主力品種である「やぶきた」の他に、ペットボトル飲料に適した多収量品種を導入するなど、新たな農業経営の展開を考えていたため、令和元年度から3年度までに県営事業による6.4haの茶園基盤整備(耕作地の集積・集約による大区画化、園内道路整備など)に取り組みました。整備により全ての茶園で乗用型管理機の利用も可能となり、栽培管理労力の軽減につながっています。
通常、茶の収穫は定植後約5年後から始まりますが、担い手農家が、事業の進捗と調整をしながら2,3年生の大きな茶苗を用意したことにより、定植後3年で初収穫が行われました。
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