「しずおか有機茶バリューチェーン構築事業」茶の生育調査を行いました
7月18日(火曜日)、「しずおか有機茶バリューチェーン構築事業」の一環として、川根本町下泉原地区の検証ほ場で茶の生育調査を行いました。
「しずおか有機茶バリューチェーン構築事業」とは、有機茶の輸出拡大を目指し、生産から輸出までの流れを確立するために、県内の茶生産者と茶流通販売事業者が連携して有機栽培への転換や新たな流通体系の検証等を行う取組です。
海外市場で有機茶のニーズが高まっているものの、生産面では病害虫や雑草の発生、慣行栽培に比べ収量が低い、手間の割に価格に反映されないなど多くの課題があり、農家が有機栽培に切り替えることは簡単ではありません。そこでこれらの課題を解決するために、当事業を活用して現場で検証していきます。
下泉原地区の検証ほ場では、肥料効果が期待される新規有機肥料の検証を計画しており、今回は、施肥前の対象茶園において、茶樹の生育調査を行ったものです。
調査では、茶樹の高さや株の張り具合、分枝数、病害虫発生程度、葉に含まれる葉緑素の量を調べました。
今後、有機質肥料を施用し、定期的に生育調査を実施する予定です。
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