衛星画像を利用した「肥料散布マップ」を作成しました

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ページID1063673  更新日 2024年5月29日

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 持続可能な農業の実現に向けて、水田で緑肥栽培が行われていますが、緑肥作物の生育がバラつくことで、イネの生育に影響を及ぼすことが問題となっています。

 そこで、緑肥作物(レンゲ)の発生度合に応じて施肥量を調整し、緑肥栽培の安定化を図るため、可変施肥田植機の活用を検討しました。

 これに先立ち、4月2日にドローンで緑肥ほ場を空撮(図1)し、AIを活用した栽培管理支援システムを用いて、レンゲ生育状況を画像データ(図2)化しました。

 作成した画像データとドローンで空撮した画像を照らし合わせたところ、実際のレンゲの発生状況を反映していると確認できました。

 この画像データをもとに、生産者と一緒に肥料の散布濃度を3段階に分けた「肥料散布マップ」(図3)を作成しました。

 これにより、通常の施肥方法と比べ、肥量を76%削減でき、コストも抑えることができます。

 6月中旬から、作成した肥料散布マップのデータを可変施肥田植機に読み込ませ、牧之原市の農業法人が田植を行います。

画像:(図1)ドローン空撮画像
(図1)ドローン空撮画像
画像:(図2)レンゲの生育状況の画像データと(図3)肥料散布マップ
(図2)レンゲの生育状況の画像データと(図3)肥料散布マップ

このページに関するお問い合わせ

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〒426-0075 藤枝市瀬戸新屋362-1
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