よくある質問 よくある質問
質問Q10 リニア中央新幹線と他事業に対する環境影響評価の取扱いが異なっているように見えます。ダブルスタンダードではないですか。
回答
環境影響評価の手続は、事業によって評価すべき基本的事項を変えることはしておりません。
事業や事業が行われる地域の特性によって、懸念される環境への影響や対応すべき措置は様々であることから、県環境影響評価審査会など専門家の意見もいただき、それぞれの状況に応じた適切な環境保全措置を求めています。
リニア中央新幹線は、手つかずの貴重な自然環境を有し、ユネスコパークに登録されている南アルプスの地下を通過する、土被り最大1,400メートルの、過去に例のない工事です。また、トンネルが大井川の下を横切り、県内区間は全てトンネルであり、静岡県内をピークに山梨・長野両県に向かって下り坂となります。そのため、何もしなければ、トンネル湧水は、県外にあるトンネル坑口から大井川水系の外に流出し、大井川の流量等に影響を及ぼすおそれがあります。
このページに関するお問い合わせ
くらし環境部環境局
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2421
ファクス番号:054-221-2940
chuoshinkansen@pref.shizuoka.lg.jp