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質問Q22 JR東海の南アルプストンネル工事静岡工区の発生土処理計画は、どのようなものですか。
回答
JR東海によれば、静岡工区のトンネル工事(本坑、先進坑、斜坑、導水路トンネル、工事用トンネル)によって発生する土(トンネル掘削土)は、約370万立方メートルです。
これは、東京ドーム約3杯分に相当する量であり、この大量のトンネル掘削土を、流域8市2町の水源である大井川の川沿いに、永久に存置する計画です。
ツバクロ発生土置き場
トンネル掘削土のうち約360万立方メートルは、燕沢(つばくろさわ)付近に、約18ヘクタールの広さで約70mの高さに盛土する計画です。
藤島発生土置き場
トンネル掘削土のうち、基準値を超える自然由来の重金属等を含む「要対策土」といわれる土が出た場合は、藤島沢(ふじしまさわ)付近に、二重遮水シートで覆って盛土する計画です。
現時点では、約10万立方メートルの盛土をする計画です。
その他の発生土置き場
JR東海は、「ツバクロ発生土置き場」の盛土量を低減するため、複数の候補地(イタドリ、中ノ宿2、中ノ宿3、剃石(すりいし))にトンネル掘削土を分散配置する検討も進めています。
なお、候補地の中で奥大井県立自然公園の特別地域(※)に該当している事業は、静岡県立自然公園条例の許可が必要です。
※自然公園の風致を維持するため、公園計画に基づいて指定された区域。工作物の新増改築等の一定の行為は、許可が必要。
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