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質問Q23　なぜ、今になってツバクロ発生土置き場の位置を問題視しているのですか。

回答

平成26年1月、静岡市長は、知事に対し、JR東海の環境影響評価準備書について、「燕沢平坦地については、周辺の地形や同地の形成要因を適切に把握し、場所の選定及び構造に配慮すること。発生土置き場については、環境影響が明らかな場合は、候補地を見直すこと。」などと意見しました。

知事は、平成26年3月、市長意見等を踏まえ、JR東海に対し、ツバクロ発生土置き場について、「周辺の地形や同地の形成要因を適切に把握し、位置の選定及び構造について、関係機関と協議すること。」と意見しました。

このように、「今になってツバクロ発生土置き場の位置を問題視している」のではなく、環境影響評価準備書の知事意見のとおり、燕沢付近が発生土置き場候補地として明らかになったときから求めているものです。

県専門部会においては、まずは水資源に関する全量戻しの問題について優先して対話を進めてきました。

現在、ツバクロ発生土置き場を含めたJR東海の発生土置き場計画について、令和6年2月5日に整理した主な対話項目（トンネル発生土関連は5項目）に基づき、JR東海と対話を進めています。