同和問題の解決に向けて
同和問題(部落差別)は、被差別地域(同和地区)の人たちが結婚や就職などにおいて差別され、健康で文化的に生きる権利を侵害されているという基本的人権にかかわる社会問題です。
また、人間としての「平等性」そのものを否定する歴史的差別意識による根の深い人権問題です。
人権は、すべての人々が個人としての生存と自由を確保し、社会において幸福な生活を営むために欠かすことのできない権利です。
しかしながら、依然として、被差別地域(同和地区)の住民に対する差別など、人の心を深く傷つけるような重大な人権侵害が生じています。
このため、県では、同和問題をはじめとした様々な人権問題を解決し、人権尊重の意識がはぐくまれた温もりあふれる静岡県が実現されるよう、副知事を本部長とする「人権施策推進本部」を立ち上げ、県の人権施策の総合的な基本計画となる「人権施策推進計画(改定版)」(ふじのくに人権文化推進プラン)(平成23年3月策定)を推進しているところですが、人権が尊重される社会の実現を確固たるものとしていくには、県民一人ひとりが自分の問題として考え、取り組んでいく必要があります。
皆さん一人ひとりが、このホームページで紹介してあります「ふじのくに人権宣言」を参考にされ、日常生活の中で取り組まれるようお願いします。
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