その他の人権問題
人権問題には、以上のほか、アイヌの人々、刑を終えて出所した人、ホームレス、同性愛者をめぐる人権問題など様々なものがあります。
平成18年(2006年)6月には、現下の北朝鮮の人権状況等にかんがみ、拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題について、国民の認識を深めるとともに、国際社会と連携しつつその実態を解明し、及びその抑止を図る必要があることを理由に「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」が施行されました。
また、インターネットにおいては、発信者に匿名性があること、情報発信が技術的・心理的に容易にできるといった面があることから、差別的な情報の掲示など人権にかかわる問題が発生しています。
こうした様々な人権問題の解決に向けた取組を進めるとともに、人権は、社会の変化等に伴い、多様な広がりを持つことから、新たな動きにも目を向けていく必要があります。
私たちの社会は、多様な人々が共生し、ともに暮らしている社会です。私たち一人ひとりが社会を構成する一員として、あらゆる人の人権に配慮していくことが大切です。
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