平成26年12月県議会定例会知事提案説明要旨2-17
平成26年12月県議会定例会知事提案説明要旨
【2.県政の概要】
(17)危険ドラッグ対策
次に危険ドラッグ対策についてであります。
危険ドラッグによる死者数や摘発件数は、増加の一途であり、大変憂慮すべき状況が依然として続いております。
本県では、これまでも、若者を対象とした薬学講座などを開催し、危険ドラッグの恐ろしさを啓発するとともに、店舗に対する立入検査や買上検査を強化するなど、危険ドラッグの撲滅に努めてまいりました。
危険ドラッグの販売、流通の規制を一層強化するため、知事指定薬物の指定や警察職員への立入権限の付与などに、本県独自の取組である運輸業者の責務や営業禁止区域の設定などを加えた条例を、今議会にお諮りしているところであります。
条例の制定により、県民の安全・安心を守っていく体制を強化して、県警察本部や関係する団体と連携し、全県一丸となって危険ドラッグの撲滅に取り組んでまいります。