平成26年12月県議会定例会知事提案説明要旨2-4
平成26年12月県議会定例会知事提案説明要旨
【2.県政の概要】
(4)内陸フロンティアを拓く取組
次に、内陸のフロンティアを拓く取組についてであります。
内陸フロンティア推進区域については、10月に9市町13区域を第2次指定いたしました。新しく伊豆半島地域の市町も加わり、第1次指定と合わせて17市町37区域が推進区域となり、内陸のフロンティアを拓く取組が、県内各地で広がりを見せております。
今回指定した区域では、伊東市における津波避難機能と観光交流機能を備えた複合型魚市場(うおいちば)の整備や掛川市における地域住民等の交流の場となる「森の防潮堤」の整備など、沿岸・都市部のリノベーションのモデルとなる先進的な取組が進んでおります。
また、沼津市においては、防災機能に優れ、市民農園も備えた住宅団地の整備が計画されるなど、新しいライフスタイルを創出する取組も具体化しつつあります。
今後は、中部横断自動車道の開通を見据えて、山梨県等との連携を強化するとともに、防災先進県である本県の取組を県内外にPRすることで、景観や環境に配慮しながら、企業の誘致や定着を推進するなど、美しく、強く、しなやかな地域づくりの実現に取り組んでまいります。