平成26年12月県議会定例会知事提案説明要旨2-16

平成26年12月県議会定例会知事提案説明要旨

【2.県政の概要】
（16）地域外交

次に、地域外交についてであります。

友好協定締結3周年を迎えたモンゴルにつきましては、ドルノゴビ県からガンホヤグ知事を団長とする28名の訪問団と中学生20名を迎え、10月30日に記念式典を開催いたしました。

大道芸ワールドカップの会場で中学生による舞踊が披露されたほか、10月4日には、伊豆の国市でモンゴル民族歌舞団による公演と馬頭琴の贈呈が行われ、また、今月には、県立美術館でモンゴル人画家による富士山絵画展も開催されるなど、モンゴルとの交流が深まっております。今後も教育、文化をはじめ幅広い交流の拡大を図ってまいります。

駐在員事務所開設1周年を迎えた台湾につきましては、現地で注目度の高い台北マラソン大会にあわせ、12月19日から、大須賀副知事を団長とする訪問団を派遣いたします。県内市町と連携し、本県の魅力や県内で開催しているマラソン大会を紹介するほか、台北マラソン及び静岡マラソンの主催者が友好交流協定を締結し、スポーツを通じた交流人口の拡大を図ってまいります。

来年、国交正常化50周年を迎える韓国につきましては、1月に、静岡県及び山梨県とそれぞれが友好提携を結んでいる忠清南道（チュンチョンナムド）及び忠清北道（チュンチョンブクド）の4県道が一堂に会するサミットを山梨県内で開催する予定であります。青少年交流やスポーツ交流などを通して、今後の日韓両国の地域間交流の拡大に資するよう、4県道による連携強化を図ってまいります。