第6回『モンゴル国を訪問しました』

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1066527  更新日 2024年9月27日

印刷大きな文字で印刷

 8月4日から9日にかけ、静岡県と友好提携を結んでいるモンゴル国のドルノゴビ県と同国の中央省庁を訪問しました。

 今回は、富士山静岡空港からモンゴル国のチンギスハーン国際空港を結ぶチャーター便を利用し、私を団長とした訪問団の他、交通基盤部長を団長としたインフラ支援団、公募により選ばれた県内高校生20名による高校生交流団、焼津市の訪問団、伊豆の国市の訪問団がそれぞれのミッションを持ち、モンゴル国を訪れました。

 ドルノゴビ県は、静岡県と2011年7月に友好協定書を締結したモンゴルの地方自治体です。モンゴル国の首都ウランバートルから南東約450kmに位置しており、私たちは大草原の中を車で7時間かけて移動しました。

 ドルノゴビ県では、バトジャルガル知事を表敬訪問したほか、本県健康福祉部と介護分野での相互協力に関する覚書を締結しているモンゴル医科大学ドルノゴビ県キャンパスや、本県交通基盤部が技術支援した下水処理場施設を訪問しました。

ドルノゴビ県知事と増井副知事の記念品交換の様子
ドルノゴビ県知事と記念品交換
ドルノゴビ県へ向かう車中からの様子
ドルノゴビ県への車中から

 静岡県は地方自治体としては珍しく、モンゴル国の複数の中央省庁と覚書を締結しています。経済分野、農業分野、福祉分野、教育分野等において協力体制を築いていることから、首都ウランバートルでは、中央省庁も訪問しました。訪問先の中央各省庁幹部職員からは、静岡県とのこれまでの交流への感謝と、省として静岡県とモンゴル国との友好関係に今後とも協力するとの言葉をいただきました。

 教育省では忙しい合間を縫って、ナランバヤル教育大臣自らが本県訪問団を出迎え、本県とモンゴル国との間で行われている交流(高校生交流と教員交流など)が継続していることへの謝辞を述べられました。

 今回の訪問中、モンゴル国の高校生と交流を深めた本県の高校生交流団と何度か一緒の行事に参加する機会がありました。高校生の皆さんは、皆、目が輝いて、大変豊かな表情をしていました。日本とは違う文化や言語に触れた経験は、若い人たちにとって得がたいものになったと思います。

ナランバヤル教育大臣を表敬訪問した様子
ナランバヤル教育大臣を表敬訪問
高校生交流団を歓迎するドルノゴビ県高校生の様子
高校生交流団を歓迎するドルノゴビ県高校生

 若い、みずみずしい感性で、見たこと、聞いたこと、肌で感じたことが、今後の自らの成長に役立つことと思います。

 

このページに関するお問い合わせ

知事直轄組織知事戦略局秘書課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2202
ファクス番号:054-221-2164
hisho@pref.shizuoka.lg.jp