第4回『静岡県内への移住者が増えています』

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ページID1064527  更新日 2024年7月16日

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 静岡県では、県内への移住・定住を促進するため、官民一体となった取組を進めています。それが、「ふじのくにに住みかえる推進本部」です。平成27年に組織し、今年度で10年目になります。この間、豊かな自然、多彩な産業など、本県の魅力を積極的に情報発信し、移住希望者への相談対応や、地域の受入態勢の充実に取り組んでまいりました。
 先日は、今年度の推進本部全体会を開催し、市町をはじめ地域団体や企業の方々にお集まりいただきました。私も本部長として、移住を希望される方々に寄り添った支援が各方面で展開されていることへのお礼と引き続きの取組をお願い申し上げてきました。

 本県への移住者数(注)は年々増加しています。令和5年度に移住された方は2,890人と、統計を取り始めた平成27年度以降で、過去最高となりました。詳しく見てみますと、令和5年度に移住した世帯主の年代は20代から40代が8割を占めています。子育て世代の移住が多いこと、世帯主の26.5%がテレワーカーであったことなどの特徴がみられました。
 近年、リモートワークの普及により、住む場所にとらわれない働き方が広がっています。大都市圏に近く生活環境・子育て環境に恵まれた本県が選ばれているのではないかと考えています。


ふじのくにに住みかえる推進本部全体会の写真
ふじのくにに住みかえる推進本部全体会

県外からの移住者数・移住相談件数のグラフ


(注)移住者数:県及び市町の移住相談窓口、移住促進施策等を利用して県外から移住した人数


 また、移住された方へのアンケート結果によると、本県への移住を考えた動機は、「自然豊かな環境」が1位でした。きれいな海が近いこと、富士山が見えること、温泉が身近にあることなどが静岡県の大きな魅力となっているのではないでしょうか。
 そのほか、観光や出張で本県を訪れたことが移住のきっかけとなった方、地域の人の温かさ等が移住の決め手となった方も多くいました。

 移住・定住の促進は、本県の重要施策です。私も静岡県の持つ多彩な魅力を積極的に発信してまいります。本県を訪れてくださった方々への温かいおもてなしを継続していくことも非常に重要であると思います。

 静岡県が、多くの方々から選んでいただける地域となるよう、オール静岡で取り組んでまいります。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

移住した先輩テレワーカーの写真
移住した先輩テレワーカー
静岡県の魅力を発信しているホームページ画面
 ホームページで静岡県の魅力を発信

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